日々の生活で、もはや必需品といっても過言ではないスマートフォン。
仕事先や外出先でスマホの充電がなくなっていまうと「ヤバい」と感じる人は少なくはないのでしょうか。
そんなときに役立つのがモバイルバッテリーです。今回はその中でも携帯性が高く、10000mAhとバッテリー容量もバランスがとれている「RAVPower RP-PB186」をレビューしていきます。
※2020年9月に発売したリニューアル版のレビューとなります。
リニューアルされた「RP-PB186」の外観と仕様
「RAVPower RP-PB186」は、10,000mAhの容量を持つPD対応の小型モバイルバッテリーです。
表面はマットな仕様となっており指紋がつきにくいのが特徴です。
サイズは約111 x 51 x 25 mmととても小型。
手のひらにすっぽりと収まるほど小さいです。
重さも約186gととても軽く、持ち運びも楽ですね。
側面にはバッテリーの充電残量がLEDによって教えてくれるランプがついています。
- LED1個点灯 〜25%
- LED2個点灯 〜50%
- LED3個点灯 〜75%
- LED4個点灯 〜100%
一目でわかりやすいのですが少し暗いので、日中の屋外などでは見辛いかもしれません。
「RP-PB186」の付属品
- 「RP-PB186」本体
- USB-C to Cケーブル
- 取扱説明書類
従来品にはポーチがついていましたが、リニューアル版にはついていませんでした。
RAVPower RP-PB186は最大18W出力のPD対応
本体にはUSB-CとUSB-Aの2ポートあり、2台同時に充電可能。
また、USB-CはハイパワーのUSB給電規格「PD(Power Delivery)」に対応しています。簡単にいうと急速充電ができるよってことですね。
18W以上のUSB PD対応急速充電器を使えばバッテリー本体も約3.5時間で満充電が可能。
iPhoneを急速充電したい場合は、
もう1つのUポートには最大18W出力のiSmart 2.0対応USB-Aがついています。
「iSmart 2.0」とは、接続された端末を自動判別し、各デバイスに適切な電流を流してくれる機能です。
スマートフォンごとの充電目安
一部機種の充電目安時間(※使用環境等により、充電時間が異なることがあります。)
iPhone 11 Pro Max:約 113 分で満充電可能 【0%→80%まで 約60分】
iPhone 11:約 112 分で満充電可能【0%→80%まで 約 60分】
iPhone Xs Max:約117分で満充電可能【0%→80%まで 約 60分】
iPhone X:約 120 分で満充電可能【0%→80%まで 約 60 分】
iPhone SE2::約106分で満充電可能【0%→57%まで 約 30 分】
Samsung Galaxy S10:約 92 分で満充電可能【0%→50%まで 約 30 分】
Samsung Galaxy Note10:約 95 分で満充電可能【0%→50%まで 約 30 分】
RAVPower公式サイトから引用
リニューアル版と従来品との違い
「RAVPower RP-PB186」は2018年に同一型番ですでに発売されています。
今回ご紹介したリニューアル品との大まかな違いは以下の通りです。
RP-PB186 | リニューアル版 | 従来品 |
容量 | 10,000mAh | 10,000mAh |
USB-C(PD) | 最大18W | 最大29W |
USB-A(QC 3.0) | 最大18W | 最大18W |
価格 | 2,999円 | 3,999円 |
急速充電の最大Wが29→18とダウンしていますが、iPhoneはだいたい18Wあたりが上限です。
これ以上に出力があっても充電スピードが速くなるわけではないので、iPhoneの急速充電という意味では29Wはあまり意味がありませんでした。
iPad Proを急速充電したい場合はスペック不足が否めませんが、お手持ちのスマートフォンやApple Watch、AirPodsなどを急速充電するという用途であれば価格も安いリニューアル版の方が最適です。
「RAVPower RP-PB186」レビューまとめ
スマートフォンやワイヤレスイヤホン、スマートウォッチなどの小型な電子機器を携帯することが多くなった今、充電の心配がないように1つぐらいモバイルバッテリーは持っておきたいですよね。
そんなとき、「RAVPower RP-PB186」は10,000mAhのバッテリー容量、PD対応、小型かつ軽量といった持ち運びにはもってこいなモバイルバッテリーでした。
価格が3000円以下と購入しやすい価格なのもありがたいですね。
以上、「RAVPower RP-PB186」 レビューでした。