最近Amazonで話題になっているEarFunというメーカーの「Free Pro」というワイヤレスイヤホンはご存知でしょうか。
なぜ話題になっているかというとアクティブノイズキャンセル機能に加え、外音取り込み、ワイヤレス充電機能も備えているのに5,000円台という低価格。
そこで実際に購入してみることに。
結論として、ノイズキャンセルがついてるイヤホンが欲しいけどどれも高くて手が出しづらかった方や学生さんには、とてもオススメなワイヤレスイヤホンでした。
Free Proの概要
EarFunの「Free Pro」はノイズキャンセル機能を備えたワイヤレスイヤホン。
ケースは約66 x 25 x 31mmと小さいのでポケットに入れて持ち歩いても邪魔にはなりません。
正面はケースの開閉によってバッテリー残量を教えてくれるランプがついており、緑は30%以上、オレンジは30%以下、赤は10%以下、赤点滅は5%以下の4種類で知らせてくれます。
充電端子はケース背面にありUSB-Cに対応しています。
バッテリーの持ちは悪くなく、7時間の連続再生が可能で充電ケースを併用すれば最大32時間稼働可能。
急速充電にも対応しており、10分の充電で最大2時間の音楽再生ができるのでイヤホンのバッテリーがなくなってもケースに入れてしまえばすぐに使えます。
ケースの蓋は全開か閉じるしかなく、途中で止まらない仕様。
イヤホンをしまうときには磁石がついており、サイズもジャスト。
また、IPX5の防水規格にも対応しています。
IPX5:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(大雨程度)
イヤホンのデザインは黒を基調とした落ち着いたデザインをしており、ロゴがついている部分はタッチセンサーになっているため指で触れるだけで操作ができます。
タッチセンサーは若干レスポンスが悪いものの感度は良好。
イヤーウィングがついてるためか装着時のフィット感もよく、軽いジョギング程度ならば落ちる心配はないです。
重さはケース単体は約33g。イヤホンは2つで約9gなので総重量は約42g。
ワイヤレスイヤホンの中でも軽いので持ち歩くときにも重さの心配はないですね。
デバイス機器との接続方法は、BluetoothをONにした状態でケースからイヤホンを取り出し、「Free Pro」を選択すれば次回からケースからイヤホンを取り出すだけですぐにデバイス機器とBluetooth 5.2で接続可能。
Free Proの付属品
- USB-C to USB-Aケーブル
- イヤーチップ&イヤーウィング
- 取扱説明書
イヤーチップはイヤホン本体についているものと付属で合わせて4種類。
イヤーウィングも全3種類あるので自分の耳にあったものを探しましょう。
Free Proの操作方法
取扱説明書にはイヤホンのタッチセンサーによる操作方法が書かれています。
- 右1回押す 音量アップ
- 右3回押す 曲送り(次の曲)
- 左1回押す 音量ダウン
- 左3回押す モード切替(ANC/ノーマル/外音取り込み)
- 右2秒押す 音声アシスタント(Siri・Google)
- 左2秒押す 低遅延モード
- 右/左 2回押す 再生/一時停止/受話/終話
- 右/左 3回押す 通話切替
- 右/左 2秒押す 着信拒否
繰り返しになりますがタッチセンサーによるレスポンスは少し悪く押してから約1秒後に反応します。
感度自体はいいので押したけど反応しないということはありません。
Free Proのレビュー
音質は低音に寄った価格通りな印象
数時間音楽や動画を聞いてみた感想としてはちょっと低音に寄った普通の音質だなと感じました。
特別いいというわけではなく、悪いわけでもなく価格相応で音質がいいイヤホンを求めている方には物足りないかと。
アクティブノイズキャンセルは普通
アクティブノイズキャンセル(ANC)をONにすると最大28dBの音をカット。
これは人のささやき声のレベルでノイズキャンセル状態でキーボードを叩いてみたところタイピング音は聞こえました。
Airpods proなどの2~3万円するイヤホンと比べるとANC性能は劣っていますが1万円前後のイヤホンが大抵これぐらいのカット性能なので「Free Pro」は価格を考えると妥当なレベル。
ワイヤレス充電対応は嬉しい
1万円前後のワイヤレスイヤホンでもワイヤレス充電に対応していないのもある中、対応しているのはすごく便利。
もちろんケーブル接続時と比べれば充電速度は遅いものの、置くだけで充電できるのはケーブルの煩わしさもないですし、いい機能がついています。
ランプが赤点灯は充電中で緑になれば充電完了となります。
Free Pro一通りの機能を揃えコスパ重視の方や学生さん向け
使ってみた感想としてやはり価格が価格のため1万円以上するイヤホンと比べてしまうと音質やノイズキャンセルは劣っていました。
ですが、値段が倍近くするので性能が劣っているのは当然のこと。
アクティブノイズキャンセル機能に加え、外音取り込み、ワイヤレス充電機能もあって5,000円台という価格はやはり「Free Pro」の魅力。
音質や性能がいいワイヤレスイヤホンを求めているユーザーにとってはあまりオススメできるものではありません。
ですがエントリーモデルの価格に対しミドルクラスの性能を備えてるのはコスパが非常に高いワイヤレスイヤホンだなと感じました。
以上、【EarFun Free Pro レビュー】5000円台なのに機能全部乗せコスパ最強のワイヤレスイヤホンでした。