どうも日々の生活でモバイルバッテリーを手放せないたくぼー(@takubo_blog)です。
モバイルバッテリーは、スマホやノートパソコン、ワイヤレスイヤホンの充電など外出先で使うことがほとんどですよね。
持ち運ぶものだからできるだけコンパクトで携帯性が高いのを選びたい。
そんなユーザーの要望を叶えてくれるモバイルバッテリーがAUKEYからクレジットカードより小さいサイズで発売されていましたのでレビューしていきます。
AUKEY PB-N83の外観と付属品
AUKEYから発売しているPB-N83は10000mAh、20W、PD 3.0 & QC 3.0対応のモバイルバッテリーです。
10000mAhはiPhone12なら約2回ほど充電できるバッテリー容量です。
艶がないマットなカラーになっており、手触りはサラサラとしています。
公式サイトより引用
ブラックとホワイトの2色展開。
全体的に丸みを帯びたデザインをしており、可愛らしいフォルムになっています。
ただし、可愛らしいのはフォルムだけではなく、その大きさ。
縦は約6cm、横は約8cmとクレジットカードと比較してもわかるようにAUKEYのPB-N83の方が小さいことがわかります。
持ち運びが前提のモバイルバッテリーにとって、カバンの中では隙間スペースに、ポケットに入れてしまってもラクラク入ってしまうほどの大きさはメリットでしかないですね。
しかしその反面、厚みは約2.7cmとやや大きめ。
AUKEYのロゴは、そこまで主張はしておらずモバイルバッテリーの左にはQC 3.0対応のUSB-Aポート。
右側にはPD3.0対応のUSB-Cポートがついています。
モバイルバッテリーの右のインジゲーターは4段階で25%ずつ残量を表示。
急速充電中は緑のインジゲーターが点灯します。
重さを測ってみると約184g。
後述しますが現在PB-N83は2月14日に同じ製品名でスペックアップしています。
公式やAmazonの販売ページでは重量約174gと書かれていますが測ってみると184gだったので更新が反映されていない可能性があります。
ただ、他の10000mAhのモバイルバッテリーと比較しても十分に軽い部類に入ります。
付属品には24か月の製品保証も
付属品を並べてみました。
- PB-N83本体
- USB-A&USB-Cケーブル
- 取扱説明書
- 24か月の保証書
iPhoneをお使いの方は別途Lightingケーブルが必要になります。
また、製品登録をすれば製品保証が6ヶ月間伸びる保証書付。
2年も保証がついているので万が一トラブルがあったときでも安心できますね。
AUKEY PB-N83進化版の充電性能
実は性能UPして再登場している
PB-N83は2021年2月14日から最新iPhone12シリーズに対応するべく性能がアップして発売しています。
変更点 | PB-N83進化版 | 従来品 |
最大電力 | 20W | 18W |
USB-C出力 | 12V 1.6A | 12V 1.5A |
単純に最大電力が上がったということは充電スピードも上がったということなので嬉しいスペックアップですね。
現在新品を買う方は進化版のみ注文できます。
iPhone12で充電速度を計測
実際にPD対応のUSB-CポートにLightingケーブルを指し、iPhone12の充電速度を計測してみました。
1%→50% 約26分
50%→100% 約2時間
さらに消費電力は、20W近い出力は出ていました。
USB-A側は最大18W出力ですがQuick Charge対応デバイス充電時の出力であり、QC非対応の場合は最大10W程度と思われます。
2ポート接続時はデバイスによってバラバラですが合わせて最大18Wに制限されます。
両方とも20W近い出力を出してしまうと排熱がすごいことになっていしまうので安全面を配慮しての制限かと思われます。
パススルーに対応している
PB-N83は嬉しいことにパススルーに対応しています。
メモ
パススルーとはモバイルバッテリーとスマートフォンなどのデバイスを同時に充電できる製品のこと。
この機能がないとスマホの充電が終わったタイミングでモバイルバッテリーを持ち出すとき、モバイルバッテリーの充電がないということが起きてしまいます。
パススルーに対応していればモバイルバッテリーだけ充電ができてないということがなくなるので、嬉しい機能ですね。
Ankerのモバイルバッテリーと比較
モバイルバッテリーの有名メーカーといえばAnkerを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
同じバッテリー容量で人気の高いAnker PowerCore 10000のモバイルバッテリーと比較してみました。
2製品を並べてみるとサイズの違いは一目瞭然。
ただ薄さはAnkerのモバイルバッテリーに軍配があがります。
Ankerのモバイルバッテリーは、少し古いのでスペックを比べるのは少し適してない感はありますが、違いがわかりやすいよう表にまとめてみました。
PB-N83 | PowerCore 10000 | |
価格(公式サイト参考+税) | 2898円 | 2799円 |
最大出力 | 20W | 12W |
サイズ | 8 x 6 x 2.7 cm | 9.2 x 6 x 2.2 cm |
重さ | 184g | 180 g |
ポート数 | 2(USB-A+USB-C) | 1(USB-A) |
機能 | パススルー/ PD3.0&QC3.0 | PowerIQ搭載 |
Anker PowerCore 10000もサイズは約92 x 60 x 22mmと持ち運びには充分なサイズですが、AUKEYのPB-N83がいかに小さくて優秀かがわかりますね。
厚み、ポケットに入れて持ち運ぶ場合、少し厚みがある分モッコリしてしまいます。
どうでもいいですがAUKEYとAnkerって名前似ててちょっとややこしいですね(笑)
Anker PowerCore 10000のモバイルバッテリーもいい製品なので気になった方はこちらもどうぞ。
AUKEY PB-N83進化版のまとめ
評価 :4
Good
- クレカよりコンパクト
- 急速充電に対応
- パススルー対応している
Bad
- 少し分厚い
ここまでコンパクトで携帯性を持たせ、最新のモバイルバッテリーらしい充電性能とパススルー機能を備えているのは、中々探しても見つからないのではないでしょうか。
悪い部分として挙げた分厚いという点もそこまで気になるほどではありません。
ほとんど外出時に持ってくモバイルバッテリーは10000mAhのものが多いので、これより小さく、性能がいいものが発売されるまでは、AUKEY PB-N83が僕のスタメンになってくれるでしょう。
以上、【AUKEY PB-N83進化版レビュー】クレカより小さいモバイルバッテリーなのに性能抜群でした。