モバイルバッテリーと言えばAnker。そう答えるの人は少なくないのではないでしょうか。
高い品質、便利機能、手ごろな値段と選ばれる理由がよくわかるメーカーです。
モバイルバッテリーの容量は大きく分けて5,000mAh、10,000mAh、20,000mAhの3種類。
5,000mAhではiPhoneを約1回しか充電できないため不安が残り、20,000mAhは持ち運びがしづらい重量なものがほとんど。
10,000mAhであればiPhoneを2回以上充電でき、そこまで重くないので持ち運びに適したバッテリー容量と言えるでしょう。
今回はAnker製のモバイルバッテリーを10,000mAh限定で実際に使ってみた感想も交えてレビューしていきます。
Anker製のモバイルバッテリーはただの充電機能だけで終わらない
Ankerのモバイルバッテリーには、ただ充電するだけではなく、様々な独自機能が付いています。
他社のモバイルバッテリーではなく、Anker製を選ぶメリットは何があるのかを見ていきましょう。
独自技術のPowerIQ 3.0
PowerIQ 3.0とは簡単に言うとデジタル機器を接続したとき、自動でその機器に最適な給電を行ってくれるというもの。
20Wの出力の充電器に5W給電にしか対応していないものを充電しようとしてもオーバースペックでモバイルバッテリーのバッテリーを無駄に消費してしまいます。
本来は自分で給電の規格などを調べなければならないのですが、PowerIQ 3.0の機能があれば勝手にやってくれるのでとても便利な機能です。
PD対応のモバイルバッテリーが充実
PDとはPower Deliveryの略称で急速充電を意味しています。
このPD対応のモバイルバッテリーで充電すればiPhone 12のバッテリー残量が0%の状態から約30分で50%まで充電が可能。
USB Type-Cに対応した給電規格のためUSB Type-AやMicro USBには対応していません。
また、注意点としてデジタル機器(スマホやPC)、充電器やモバイルバッテリー、ケーブルの3点がPD対応でなければ使うことができないのでお使いの機器をご確認ください。
そんな便利機能を備えたAnker製のモバイルバッテリーを見ていきましょう。
Anker PowerCore III 10000 Wireless
- ワイヤレス充電対応
- 3つのデバイスが同時充電可能
- スマホスタンド付
- PDとPowerIQ 3.0対応
「Anker PowerCore III 10000 Wireless」は最大18W出力のワイヤレス充電が可能なモバイルバッテリーです。
サイズは約152×68×19mm。iPhone 12が約147×71.5mmなので比べてみてもiPhone 12とほぼ同等の大きさ。
重量は約245gとワイヤレス充電があるため少し重め。
最大の特徴と言えるモバイルバッテリーには珍しくワイヤレス充電が可能なため、外でモバイルバッテリーとして使いずつ、家では置くだけ充電器として使えるのも嬉しい点。
「Anker PowerCore III 10000 Wireless」表面はストライプメッシュ加工がされており、ワイヤレス充電をするためにスマホを置く場所には円状にゴム製の加工がされているため滑り止め効果があります。
実際にiPhone 12を使ってワイヤレス充電を計測してみました。
1%→50% 計測時間約1時間20分
50%→100% 約4時間10分
充電速度はかなりの時間がかかるため、作業中や就寝前以外で使うことはオススメできません。
そして地味に使える機能がスマホスタンド機能。
厚さ7mmまでならスマホケースを付けた状態でも装着可能。喫茶店やベットの上で動画を見たりするときに使ったりします。
バンカーリングなどスマホケースでスタンド状態にできる方には必要のない機能ですが、ついていて困る機能ではないですね。
USB-AとUSB-Cポートに加えワイヤレス充電ができるので一気に3つのデジタル機器も可能です。
中々3つも同時に使う機会は少ないかと思いますがパススルー機能(モバイルバッテリーの充電をしながらデジタル機器も充電)もついているので家で一気に充電したいときとかには使えますね。
Anker PowerCore Fusion 10000
- 充電器一体型モバイルバッテリー
- コンセントプラグがあるため挿すだけで充電
- PDとPowerIQ 3.0 対応
「Anker PowerCore Fusion 10000」は、モバイルバッテリーと急速充電器が一体化した最大20W出力、10,000mAhのFusionシリーズの最上位モデルです。
本機の特徴はなんと言っても充電器が一体化しているモバイルバッテリーという点。
今までのモバイルバッテリーといえば持ち運ぶ前に充電をしておく必要がありました。
ですが充電器が一体型なのでコンセントに挿した状態で使えば充電器、持ち運べばモバイルバッテリーとして使えます。
コンセントプラグは折り畳み式なのでカバンの中でひっかかることもありません。
約82×82×35mmと手のひらサイズ。
重量が約280gと少し重たいため持ち運びもカンタンとは言えませんが、鞄を普段持ち歩いてる方であれば問題のない重さです。
USB-Cは急速充電ができる最大20W。USB-Aは12W。同時接続時は最大15Wとスマホを1台を急速充電したいときに他のデバイスを繋いでしまうとできないので気を付けましょう。
10,000mAhのAnker製モバイルバッテリーまとめ
品質の高いAnker製のモバイルバッテリーといってもあなたの生活スタイルによって必要なものと、そうでないものがあります。
それはサイズだったり重さだったり欲しい機能であったりと様々です。
なんなら僕みたいに複数のモバイルバッテリーを試してスタメンを決めてみてもいいかもしれません(笑)
今後も発売されるモバイルバッテリーでこれは良いというものが発売されたら随時追加していきます。
以上、たくぼー(@takubo_blog)でした。