外出先でiPhoneを充電するために必要なライトニングケーブル。
今まで純正品を持ち歩いていたんですがUSB-Cに対応品を1本しか持ってなく、寝るときにわざわざ差し替えているのが面倒くさかったんですよね。
そんなとき、モバイルバッテリーで有名なAnkerがPowerLine Ⅲ Flowを発売していたのを思い出し、購入してみることに。
結果としては大満足。
何度でも触りたくなるほど手触りがとてもよく、絡みにくいので持ち運びに最適。
高耐久ながらも、絡まらないやわらかさを実現したiPhone充電ケーブルAnker PowerLine Ⅲ Flowをレビューしていきます。
Anker PowerLine Ⅲ Flowの外観と概要

Anker PowerLine Ⅲ FlowはApple純正品との互換性がある証のMFi認証取得済みのライトニング&USB-Cケーブルです。
長さは端子部分を含めた0.9mと1.8mの2種類。
価格は0.9mタイプは2,190円、1.8mタイプでも2,290円を長さは倍違っても値段は100円しか変わりません。
今回僕が買ったのは持ち運び前提なので短い0.9m。

カラーはミッドナイトブラックを含めたクラウドホワイト、コーラルピンク、ミントグリーン、ラベンダーグレイの全5種類のバリエーション。
Anker PowerLine Ⅲ Flowを購入して驚いたのはその手触り。

ケーブル内部の銅線をグラフェンで覆い、外装にシリコン素材を使用した3層構造を採用し、従来のケーブルにはないやわらかさを実現しているそうで、何度でも触りたくなります。
ただケーブルは約4mmと少し太め。

そのおかげか約25,000回の折り曲げにも耐える優れた耐久性を実現しているよう。
断線することがあるケーブル類にとって寿命が長いのは嬉しいポイントですね。

端子部分にはAnkerのロゴがあしらわれており、先端部分には金属のコンビネーションになっています。

重量は約26g。
もちろんPD充電対応
Anker PowerLine Ⅲ FlowはPD充電対応(高速充電)

20Wなどの急速充電器に挿せば30分ほどで50%までiPhone12を充電してくれます。
急速充電器を持っているのにケーブルが対応していないと意味がないので対応したケーブルを探している人にもおススメですね。

計測に使っているモバイルバッテリーは、Anker PowerCore Fusion 10000。
モバイルバッテリーとUSB急速充電器が一体化した最大20W出力、10,000mAhなのでケーブルの性能をきちんと発揮できます。

Anker PowerLine Ⅲ Flowと純正品との違い

Anker PowerLine Ⅲ Flowと利用者が多いであろうApple純正のUSB-C to ライトニングとの違いをざっくり表にまとめてみた。
Anker PowerLine Ⅲ Flow | Apple純正 | |
値段(税込み) | 2,190円(0.9m)2,290円(1.8m) | 1,980円(1m) |
ライトニング厚み | 6.2mm | 5.4mm |
ライトニング横幅 | 10.3mm | 9.2mm |
ケーブルの太さ | 約4mm | 約3mm |
重さ | 25.7g | 19.6g |
両製品とも充電性能に違いはほぼありません。
Anker PowerLine Ⅲ Flowの欠点としてライトニングの端子が純正品と比べて大きいこと。
今使ってるケーブルを挿すときにiPhoneケースと干渉してしまい挿せないといったことになるかもしれないので購入前に確認をするようにしましょう。
意外にもApple純正品は1mで1,980円なので、0.9mタイプの2,190円と値段に大きな違いはない。
ケーブルのまとまりが段違いAnker PowerLine Ⅲ Flowは、ほとんどケーブルが反発しない。試しに純正ケーブルとの比較として丸めた状態から手を放しどれぐらい動くのか試してみた。


違いは一目瞭然。


重さに関してはAnker製品の方が10cm短いが純正の方が軽いという結果に。
とにかくコンパクトがいいという方には純正品の方がおススメできるのがわかりますね。
Anker PowerLine Ⅲ Flowレビューまとめ

評価:4
Good
- シリコン製で手触りよく、質感が高い
- 絡まりにくいからケーブル特有のストレスが軽減
- Bad
- ケーブルと端子部分が太い
- ケーブルの細さやコスパの面では純正品の方が高い
現在Anker PowerLine Ⅲ Flowは、ライトニング to USB-Cの1種類のみ。
USB-C to USB-Cケーブルが発売されれば購入してみようと思えるぐらい良い製品でした。
純正品と比べると端子部分やケーブルが太いなどの部分はあるので単純な上位互換というわけではありませんが
ケーブルにクセがつかないため絡みにくく、シリコン製の手触りを体感してみてください。
以上、【Anker PowerLine Ⅲ Flowレビュー】純正品との違いは?絡まないライトニングケーブルでした。
