【SMARTCOBY Pro30Wレビュー】小型なのに30W出力の最強候補モバイルバッテリー

ついに現状最強の10,000mAhモバイルバッテリーが手に入ったかもしれない。

Makuakeというクラウドファンティングができるサイトがあるのだが、そこで5000人以上が購入し話題になっていた「SMARTCOBY Pro30W」というモバイルバッテリーが先日、僕の手物に届いた。

なぜ、そんな話題になっていたのかというとカードサイズよりも小さいのに30Wの高出力でスマホやタブレットのみならずMacbook Airなどのノートパソコンへの充電にも対応しているからだ。

スマホの充電にしか使わないよという人にもモバイルバッテリーを充電しながらスマホも充電できるパススルー機能のもついている。

ということで今回は卵サイズでPCも充電可能なモバイルバッテリー「SMARTCOBY Pro30W」をレビューしていきます。

Makuakeでの販売は現在終了。 今後、Amazonなどで提供されると思われるので販売され次第追記します。追記:6月1日よりAmazonや楽天などで販売が開始されました。

目次

SMARTCOBY Pro30Wの外観

CIOが発売している「SMARTCOBY Pro30W」はPD3.0の急速充電に対応した10,000mAhのモバイルバッテリーは、ブラックのみを展開しており、マットな仕上げとなっている。

まず、目でわかる特徴としてその大きさ。

サイズは約77×56×26(mm)と10,000mAhのバッテリー容量なのに非常に小さく、カードを横に並べるとその小ささがより際立つ。

持ち運びが前提のモバイルバッテリーなのでカバンの中のスペースを取らないし、ポケットに入れてもそこまで邪魔にならない。

キャッチコピーが卵サイズで~なので卵と比較してみたけれど流石に卵の方が当然のように小さかった。

と冗談は置いといてモバイルバッテリー正面の液晶では、バッテリー残量をパーセントでLED表示してくれる。

端末を接続したり、横にある電源マークのボタンを押せば表示され簡単にバッテリー本体を充電するタイミングがわかる。

今までのモバイルバッテリーの多くがインジゲーターなどのランプ表示でバッテリー残量を表示していたのでザックリとしかわからなかったが、これは嬉しい機能。

iPhone12などの急速充電に対応しているデバイスを接続している場合は%の上に緑色のランプが光るようになっている。

急速充電が可能なデバイスでも接続が悪ければ表示されないかもしれないので接続しなおしてみよう。

左側面
右側面

左側面にはUSB-Cポート、右側面にはUSB-Aポートがあり、2台同時接続も可能。

重さも約176gと先日購入した【AUKEY PB-N83進化版レビュー】クレカより小さいモバイルバッテリーなのに性能抜群で計測した184gよりも軽い。

同梱物一覧

付属品としてUSB-C to USB-Cケーブル(0.5m)と説明書がついていきます。

ほとんどのモバイルバッテリーに付属しているUSBがUSB-C to USB-Aなのでto USB-Cなのは地味に嬉しい。

iPhoneを充電する場合は、Lightningケーブルは含まれないので注意しましょう。

持ち運びに便利なLightningケーブルを探している人にはAnkerのPowerLine Ⅲ Flowが絡みにくく使いやすい。

SMARTCOBY Pro30Wをレビュー。特徴など

カタログスペックは以下の通り。

  • ポート:USB-C x 1、USB-A x 1
  • 容量:10,000mAh
  • 入力(Type-C):5V=3A / PV=2.22A / 12V=1.5A(最大20W)
  • 出力(Type-C):5V=3A / 9V=3A / 12V=2.5A(最大30W)
  • 出力(Type-C):5V=3A / 9V=3A / 12V=2.5A(最大30W)
  • 出力(PPS QC4+):3.3-6V=3A or 3.3-11V=2.7A(最大30W)
  • 出力(USB-A SCP / S-VOOC / QOC):4.5-5V=5A / 9V=3A / 12V=2.5A(最大30W)

「SMARTCOBY Pro30W」は見た目のコンパクトさだけではない特徴がいくつかある。

SMARTCOBY Pro30Wの充電性能

「SMARTCOBY Pro30W」の出力は最大30W。最近発売された10,000mAhのモバイルバッテリーは20Wまでの製品がほとんどのため、よりも高い充電性能を持っている。

ただし、iPhone12などは最大20Wまでの出力にしか対応していないので注意しましょう。

実際にiPhone12を使ってどれぐらいの時間で充電ができるのか計測してみました。

1%→50%

50%→100%

見ての通り1%から50%までは約30分以内。50%から100%は約2時間程度で充電することができました。

ちなみにモバイルバッテリーのバッテリー残量は100%からきれいに50%にまで減少した。

単純計算にはなるが、バッテリー本体はiPhone12を約2回充電できるほどのバッテリー容量なのがわかる。

2台同時充電時は約18Wまで出力が下がる

USB-CとUSB-Aに2ポートがあるため、最大2台までのデバイスが同時に充電することができる。

ただし最大30Wの出力をもつ本製品だが、2台同時充電時は合計で約18Wまで出力が下がる。

また急速充電も無効になるため急いでスマホの充電を終わらしたいと考えているときには同時充電は向きません。

パススルー機能搭載

パススルー機能とはモバイルバッテリーを充電しながらスマホも充電できるという機能。

え?そんなの当たり前じゃないの?と思うかもしれないがパススルー機能がついているモバイルバッテリーは意外にも少ない。

一緒に充電できていると思っていてもスマホだけ充電してモバイルバッテリーが充電できておらず、いざ外で使おうとなったときにバッテリー本体に充電がないといった経験はないだろうか。

SMARTCOBY Proはきちんとパススルー機能がついているので、スマホもバッテリー本体も同時に充電できる。

「SMARTCOBY Pro30W」がいい製品だなと思ったのがUSB-CとUSB-Aポートが左右逆向きに付いているところ。

同じ向きに両ポートがついているとモバイルバッテリーを充電しながらスマホを充電がしにくい。

これがそれぞれ逆向きになるだけでどちらの充電もスムーズに行える。

見た目、機能ともに優秀なSMARTCOBY Pro30W

評価:4.5 

Good

  • カードよりもコンパクトで持ち運びも簡単
  • バッテリー残量を%でLED表示してくれるからわかりやすい
  • 30Wの高出力でスマホのみならず、ノートパソコンの充電にも使える

Bad

  • MagSafeに対応していない

SMARTCOBY Pro30Wにはそこまで目立って悪いところがなかった印象。

そんな中でも、しいて言うならばMagSafeに対応していないという点。

iPhone12にくっつくので充電も楽々だがワイヤレスだと有線接続に比べ充電速度は遅くなるので一概に悪い点とは言えない。

10,000mAhといったiPhone12なら2回以上充電できるバッテリー容量に加え、残量を%表示してくれるわかりやすさ。

さらには18Wや20Wといった出力が多い中、30Wというノートパソコンも充電できるほどの高出力。

カードよりも小さいサイズで持ち運びがラクラクと買ってよかったなと言えるモバイルバッテリーでした。

以上、【SMARTCOBY Pro30Wレビュー】小型なのに30W出力の最強候補モバイルバッテリーでした。

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